パナマの投資信託
パナマの投資信託
パナマの証券法は投資会社について、株式の販売により証券、通貨、金属、商品及び証券委員会が決定するその他の証券に直接又は間接的に投資並びに交渉を行う為、一般より資金を調達する全ての自然人、法人、信託又は契約と定義しています。
投資会社がパナマ共和国内にて又はパナマ共和国から一般大衆に業務を提供しようとする場合、又は業務の管理をしようとする場合には、先ずパナマの証券委員会に登録することが必要となります。登録手続きは2部から成っており、第一部には投資目論見書やその発行者、業務、ビジネス並びに投資といった委員会が要求する情報が盛り込まれることが必要となります。第二部には目論見書には含まれない補足的情報や契約書、会社設立証書等委員会に登録される書類、並びに認可が提出されることが必要となります。
目論見書には次の書類が添付されることが必要です。
1. 財務報告書。
2. 発行人に関する情報。
3. 投資目的と手続方法。
4. レバレッジレベルと償還方針。(オープンファンドの場合)
5. 純資産価値(NAV)計算方法。
6. 費用と手数料。
7. 配分と配当方針。
8. ファンドアドミニストレーターに関する情報。
9. ファンドカストディアンに関する情報。
一方、ファンドがパナマ共和国内で提供されない場合、又はパナマ共和国から管理されることがない場合には、登録は不要となります。モルガン&モルガングループでは英領バージン諸島にありますファンドアドミニストレーション会社を通じアドミニストレーション業務を提供することが出来ます。然し、そのようなファンドは、ファンドを提供する国で登録する必要があるかも知れませんので、斯かる国の証券法をチェックする必要があります。
ファンドの組成
モルガン&モルガングループでは、投資信託組成に関するあらゆる側面についてアドバイザーを務める事が出来ます。
投資方針の策定
ファンド投資家のリスクプロフィールの分析を詳細に行い、ファンドの投資ガイドラインを策定することが出来ます。基本的ガイドラインの策定がなされたならば、当社が作成した色々な投資モデルを通じ最適なファンド資産ストラクチャーを設定することが可能です。
ファンドタイプに関するアドバイス
ファンドへの投資家がどういったタイプの投資家となるのかについて分析を行い、その結果に応じ色々なタイプの資産ストラクチャーの提言をさせて頂くことが出来ます。
l マルチクラスファンド: 幾つもの種類の株主に対し異なる権限を与えるファンドです。これは投資家が、例えば定期的収入の分配や収入も投資に回すことを希望する等、異なるニーズを持っている場合に適しています。
l アンブレラファンド: このファンドは投資会社の資産を異なる特定のポートフォリオに分散投資することを可能にします。投資先のポートフォリオを変えることにより短期間に新たな投資戦略にスイッチ出来るタイプのファンドです。
l ファンド・オブ・ファンズ:これは投資ポートフォリオが全て他のファンドへの投資から成っているファンドです。このファンドは高い分散率を持つ為、低いリスクを求める投資家に適したストラクチャーを持っています。
引き受け及び償還方針の策定
償還方針は投資家のタイプやファンドが持つ資産の種類により変わります。
l クローズドエンド型ファンドは、株主がその判断に従い引き受けや償還を行うことを認めないファンドです。このストラクチャーは通常ファンドが非流動的資産への投資を行う場合に用いられます。償還は適切な資金の流動性がある場合にファンドマネージャーの判断で行われます。
l オープンエンド型ファンドは、株主の判断で償還や引き受けを認めるファンドで、その頻度はファンド組成時に決められます。各ファンドに応じその償還は四半期毎、毎月又は毎週行うよう定めることが出来ます。
マネージャー手数料徴収方法の策定
ファンドは通常その株主に対し投資マネージメント手数料を徴収します。中にはこの手数料をファンドの毎日の純資産額に対する特定率に基づき計算するものもありますし、運用利益総額に対する特定の割合が投資マネージャーに支払われるパフォーマンスフィーを徴収するファンドもあります。当社では顧客のニーズに応じ、夫々のファンドに対する最適なマネージメントフィーを定めるお手伝いをさせて頂いております。
投資信託募集メモランダムの作成支援
投資信託募集メモランダムで意図する投資のタイプやその内容が明確に伝わるよう、当社では顧客と緊密に連携し合い作成作業を進めます。投資信託募集メモランダムは、償還や存在するリスク、株主に対し課される手数料、投資戦略、発生の可能性のある利害の衝突等を含むファンドに関する詳細について説明するものです。
関連書類の準備
当社ではファンド契約書、償還用紙、顧客収支報告書や確認書等、投資信託運営に必要な書類の作成を当グループの法律事務所でありますモルガン&モルガン法律事務所の専門弁護士と共に支援することが出来ます。
このファンド組成サービスに対する当社の手数料は凡そUS$15,000となっていますが、最終的な金額はこの作業にどれ程の時間が必要となるかにより変わります。このサービスはオプショナルでありお客様が投資信託の組成手続きに慣れており、ご自身で目論見書やその他必要書類を作成出来るのであれば、当社ではこのサービスは省き、投資信託の設立とそのアドミニストレーション業務のみを提供させて頂くことも出来ます。
投資信託の設定
当社では投資信託名が使用出来るかどうかの調査、投資信託の設立や必要な場合にはマネージメント会社の設立、投資マネージメント契約、アドミニストレーション契約並びに投資信託契約書の作成、投資信託の取締役員会議や株主会議議事録の作成支援等、パナマに於ける投資信託の設立や登記、その維持に関連しあらゆる法的サービスを提供させて頂いております。投資信託の設立に関連しての法的サービス費用は凡そ$5,000と経費で、経費は凡そ$2,500程となりますが、最終的な費用経費は実際に要した作業時間により増加することもありますので、あくまでもご参考までにお止め下さい。又投資信託の登録住所が必要な場合には年間費用は$1,200になります。投資信託の設定に必要な会社の設立自体は4-5日程しか掛かりませんが、実際に投資信託を運営するに必要な法的書類を準備するまでには、全ての情報をお客様より頂戴してから4週間程掛かります。
アドミニストレーションサービス
当社では英領バージン諸島で投資信託にアドミニストレーションサービスを提供出来る免許を得ています。このサービスには次のサービスが含まれますが、これらのサービスに限定される訳ではありません。
会計業務:投資取引の帳簿維持、投資取引と銀行口座との摺り合わせ、パフォーマンスフィーの記録、経費や送金等の会計記録。
会計報告書の作成:ファンドメモランダムに明記された周期で投資家に送付される会計報告書の作成支援。
純資産価値(NAV)の計算:当社では純資産価値計算のために最新の技術やソフトウエアーを採用しており、デリバティブ、売建玉(売持ち)、定額収入、先物といった金融操作もバーチャルに処理することが出来ます。金融操作だけではなく純資産価値の計算では投資信託で発生した全ての経費や手数料なども網羅することが出来ます。
このアドミニストレーションサービスの手数料は、総純資産価値がUS$50,000,000までは1日の平均総純資産価値の0.125%(年率)が毎月末に発生します。総純資産価値がUS$50,000,000-US$150,000,000までは0.75%、US$150,000,000を超える場合は0.05%の手数料が発生します。毎月の最低手数料額はUS$2,500で、監査費用は別途発生しますが、その費用は投資信託の取引量によります。
パナマの投資信託について簡単にご説明させて頂きましたが、ご不明な点や更に情報が必要な場合にはご遠慮なくお申し付け下さい。
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